タンカン

系統:果実・柑橘

濃い甘みとみずみずしさを持つ沖縄の柑橘。冬の終わりから春先にかけて、食卓に明るさを運んでくれる果実です。

沖縄で親しまれる柑橘で、甘みと香りのバランスがよく、そのままでも料理にしても魅力が出やすい果実です。柑橘の中でも親しみやすく、食べた時にすぐおいしいと感じてもらいやすいわかりやすさがあります。だからこそ、使い方次第で食卓の個性にもつなげやすい素材です。

味や香りの特徴

甘みがしっかりあり、果汁も多く、香りは明るくやさしい印象です。酸味はあるものの鋭すぎず、果実感の丸みが前に出ます。派手な刺激ではなく、口に入れた瞬間に場の空気が少し明るくなるような果実です。

旬・扱いやすい時期

冬から春先にかけて扱いやすく、香りと果汁の充実した時期は特に魅力が出ます。皮に張りがあり、持った時にしっかり重さを感じるものがよい目です。果汁の多い果実なので、切る直前の温度や扱い方でも印象が変わります。

沖縄での親しまれ方

贈り物にも家庭用にも親しまれ、そのまま食べる果実としてとても身近な存在です。観光客にもわかりやすい沖縄の柑橘のひとつでありながら、地元の冬の楽しみとしても根づいています。季節の訪れを感じさせる果実です。

皮のきめが細かく、香りが立っているものが扱いやすい目です。果汁を前に出すのか、皮の香りまで使うのかで扱い方を分けるとよく、ゼストの量でも印象が変わります。甘さを生かすのか、酸を利かせるのかを先に決めると設計しやすい果実です。

タンカンは沖縄の冬の明るさを思わせる果実で、扱いやすいです。アグー豚の旨みを軽やかに引き締めたり、デザートや口直しで食事の表情を明るくしたりできます。沖縄の柑橘の中でも親しみやすいぶん、初めての方にも受け入れられやすい入り口になります。

アグー豚、紅芋、島オクラ、月桃、黒糖、ヨーグルトなど。甘みと香りの両方を生かせる組み合わせが向いています。

Owner/Chef

Masataka Arasaki

島食材の価値を最大化するシェフ。
やんばるで猫と暮らしてます。

★地域で飲食店をプロデュースし、本当に美味しく、心地よく過ごせる場所を増やします。
★陶芸や琉球ガラスなどの工芸品にも通じ、世界に誇れる新しい沖縄の食体験を築きます。
★地域福祉と連携し、持続可能である上に、好循環をもたらす働き方と暮らしを守ります。